岩盤浴が放射しているのは、この遠赤外線です。波長の長さは、4ミクロンから1000ミクロンの範囲です。この遠赤外線の中でも、特に生体に優しい効果をもたらすといわれる6ミクロン~14ミクロンの範囲の波動を「育成光線」といいます。岩盤浴で使用される各種の鉱石から、これでもかこれでもかと放出されているのが、この育成光線なのです。
岩盤浴の「隠し味」はマイナスイオンでした。一方、岩盤浴の「主役」は遠赤外線です。
ところで、遠赤外線ってなんでしょうか?
遠赤外線とは、文字通り「赤外線の中でも遠いところにある光線」という意味です。なんだかよくわかりませんね。
量子物理学(私の理解を超える領域です)では、全ての実在は量子の「波動」であるといいます。普通は、全ての「モノ」の構成要素の最小は「原子」ですね。それはさらに、「陽子」と「中性子」、前項でお話ししたマイナスイオンでもある「電子」に分かれます。ここまでは、全てカタチあるモノです。
ところが、量子物理学では、さらにカタチのない「量子」というレベルまで分解します。この量子こそが、全字宙を構成する根元的な要素なのです。
ところが、この量子は、通常は「波動」という状態で存在します。「磁気」や「電磁波」と考えるとわかりやすいでしょう。この電磁波は、波長の長さによって、さまざまな性質を持つのです。
一番波長の短いのは、字宙線やカンマ線、エックス線などの「放射線」です。岩盤浴でも、これらの波長の短い放射線を出す鉱石もあります。これらの波動は、波長が短すぎて目に見えません。
一方、目に見える光線を「可視光線」といいます。照明の光や太陽光線などがその代表です。可視光線は、波長の短い順から紫、藍、青、緑、黄、樟、赤色に見えます。可視光線で一番波長の短い紫より波長が短いと目に見えなくなります。放射線より長く、可視光線より波長が短い波動を紫の外の光線、つまり「紫外線」といいます。お肌の敵の光線ですね。
逆に、可視光線の中で一番波長の長い赤より波長が長い波動は、また目に見えなくなります。これが「赤外線」です。赤外線は色は見えなくなりますが、波長が長い分、運動エネルギーが強くなり、モノを温める性質があります。赤外線よりもっと波長が長くなると、「マイクロ波」といって電子レンジのような波動になります。
さて、この赤外線の中でも、さらに波長によって、短いほうから近赤外線、中間赤外線、遠赤外線に分かれます。岩盤浴が放射しているのは、この遠赤外線です。波長の長さは、4ミクロンから1000ミクロンの範囲です。
この遠赤外線の中でも、特に生体に優しい効果をもたらすといわれる6ミクロン~14ミクロンの範囲の波動を「育成光線」といいます。岩盤浴で使用される各種の鉱石から、これでもかこれでもかと放出されているのが、この育成光線なのです。