岩盤浴の温熱効果は「まんべんなく」「均一に」身体のすみずみまで温めるのです。特に、最も代謝が盛んな肝臓などの内臓や筋肉を温めて代謝を盛んにしてくれるのです。
人間が生きていけるのは、身体の細胞が絶えず新陳代謝をしているからです。この新陳代謝を切り盛りしているのは、酵素と呼ばれるタンパク質の仲間です。酵素の働きは、温熱作用で体が温まると活発になります。
ところが、この岩盤浴の温熱効果というのが、ただものではないのです。
皆さんは、「炭火焼」のサンマを食ぺたことがありますか。ガスの火で焼くと表面は焦げるはど焼けているのに中はナマ焼けだったりします。一方、炭火の場合は、芯までふかふかと火が通って、とても美味しく食べられます。これは炭火から遠赤外線が出ているからです。
岩盤浴の遠赤外線も同じです。入室して10数分で、身体の芯まで温まるのです。
例えばオフィスの机の下に電気ストーブをつけて足を温めることがありますね。でも、皮膚がチリチリと熱くなるばかりで、身体が心地良く温まる感じはしません。電気ストーブは波長の短い熱線なので、身体の表面で熱が吸収されてしまいます。だから皮膚だけが火傷するくらい熱くなって、そのくせ芯まで温まらないのです。
ところが遠赤外線は、浸通力が強いので、身体の芯まで温熱作用が及びます。ですから、岩盤浴の温熱効果は「まんべんなく」「均一に」身体のすみずみまで温めるのです。特に、最も代謝が盛んな肝臓などの内臓や筋肉を温めて代謝を盛んにしてくれるのです。
しかも、身体が均一に温まると、自律神経や免疫・ホルモン系が働きやすくなり、ますます代謝が活発になるのです。一石二鳥とはこのことです。
ですから、私は岩盤浴のことを「人間炭火焼き」と呼んでいます。