岩盤浴の黄金コンビ「遠赤外線」と「マイナスイオン」

岩盤浴の条件は、とてもシンプルです。

私は汗の専門家として、「岩盤浴」を次のように定義しています。

自然の鉱石やプレート(岩盤)に熱を加えて、利用者がその上に横になることで生体への温熱効果を期待する(湯水のない)温浴法」というものです。プレートとは、加工されたもの、合成されたもの、またはそのままの岩盤や鉱石、いずれでも構いません。

ただし岩盤浴が、「発汗健康法」となるには絶対条件があります。

プレートや鉱石から少なくとも「遠赤外線とマイナスイオン」の両方が放射されていなければなりません。このニつの相乗作用でさまざまな生理活性が生ずるからです。どちらか片方では「発汗浴」としての岩盤浴とはいえないでしょう。

特に遠赤外線については、6~14ミクロンの波長の、生体にやさしい「育成光線」と呼ばれるものが主でなければなりません。

岩盤浴の生理活性については、これからの研究課題ですが、わたしは岩盤浴の効能は、この「遠赤外線とマイナスイオンの相乗作用」と考えています。

これは、ちょうど漢方薬の効能と似ています。漢方薬は、」つ一つの生薬を単独で処方することはありません。甘草とか葛根といった生薬をブレンドして、はじめて特徴となる効能が生まれるからです。

岩盤浴も同じです。遠赤外線とマイナスイオンとが手をつなぐことで、はじめて「岩盤浴らしさ」が生まれるのです。

そのうえに、です。

鉱石によっては、ラジウムやラドンなどの微量放射線が含まれるものがあり、その岩盤浴の生理活性の特性となり、岩盤浴の特徴の差ともなっています。

しかし、微量放射線は、「汗かき健康法」の観点からいえば、あくまで「オプション」です。自動車のカーナビやETCのようなもの。あればベターだけれど、なくても車は走ります。微量放射線も同じで、岩盤浴に必須のものではありません。

つまるところ、「育成光線」の含まれる遠赤外線と、マイナスイオン(ここが難しいところです)が放射される自然物があればいいのです。遠赤外線だけの場合は、別の機器などでマイナスイオンを同じ室内で同時に発生できればいいでしょう。その条件がかなえば、「発汗健康法」としては、どのような鉱石や堆積上からでも「ガンパンヨク」が可能となるでしょう。

「鉱石によって効能が異なるのですか?」という質問もよくいただきます。温泉の「湯治」というような「岩盤浴の治癒効果」を期待するなら、確かに鉱石の産地によって異なるでしょう。しかし、「発汗健康法」という観点からリラクゼーション健康法を期待するなら、遠赤外線とマイナスイオンの両方が放出される限り、どの鉱石であれ、また人工素材でも、効能は十分ある、と考えてよいでしょう。



トルコリラでFX